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執筆者の写真浄光寺

十月のことば

念仏というのは 私に現れた 仏の行い

 今月のおことばは他力念仏のお心を簡潔かつ明快に表現してくださっています。「念仏する」という行いは私の「はからい」の心から出たものではなく、阿弥陀さまの「大いなる慈悲の願い」から出た清浄真実な行いであるということです。「はからい」とは「これだけの功徳を積んだのだから阿弥陀さまは救ってくれるだろう」と期待したり、また「このようなことでは救われるはずもない」と不安になったりと、人間の知識でもって阿弥陀さまのお救いをはかり知ろうとすることです。「南無阿弥陀仏」と称えながら、「ああ、これは私が称える念仏だけれども、阿弥陀さまから『我にまかせよ』と喚ばれておったのであったなぁ」と思い当たるまで、ひたすらお聴聞です。 



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