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報恩講のご報告

おかげさまで今年も11月22日~24日の3日間、無事に報恩講法要が勤められました。いつもの常例法座にはなかなかお参りできない方や、この一年に新しくお寺とご縁を結ばれた方も含め、五座でのべ73名の皆さんのお参りをいただき、ありがたいご縁とさせていただきました。私に届いてくださっている仏さまの願いである「南無阿弥陀仏」へのご恩を報じさせていただく、という「報恩講」の意味を加藤順教先生にお取り次ぎいただきました。

 仏法というものが、死んだ後のためのものではなく、まさに「今、ここ」で死んでいくしかない命を「今、ここ」で生きていく私の命が、本当に輝く命へと生まれていくためのものであるという、親鸞聖人が御一生をかけて私たちに伝えようとしてくださったことを、力強いお言葉でお話しいただきました。

そのような自分の有り様をお念仏の教えを通して聞かせていただきながら、その道理に目覚めていくのが念仏者の生活です。いろいろなものにすがったり、祈ったり、する必要はないのです。そして、お念仏しながら、このお念仏は仏さまが私の口を通して喚んでおってくださるのだと味わえる世界が「信心」です。「無量のいのち」「無量の光」の中に包まれて、そのいのちと共に生きているということに目覚めるということを繰り返しながら生きていくのが、浄土真宗の信心に生きる姿なのでしょう。


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