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執筆者の写真浄光寺

法語カレンダー、三月の言葉

われ称えわれ聞くなれど南無阿弥陀

 つれてゆくぞの 親のよびごえ

というものです。娘は私たちの「パパだよ」「ママだよ」の声にはまだ応えてはくれません。しかし、応えてくれないからといって呼びかけをやめることはありません。そのうちにいつか必ず応えてくれると信じて、呼びかけ続けるのが親というものです。このよびごえが届くからこそ、子どもは親を呼んでくれるのです。 阿弥陀さまもずっと私に呼びかけ続けてくださっています。いつか必ず応えてくれると願って。お聴聞を通して我が身を仏法に照らした時、「ああ、そうだった、そうだった」と、これまで気づかなかった、仏さまに願われているいのちとしての自分の姿に気づくことが出来ます。その「目覚め体験」が浄土真宗のお念仏なのです。

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